最近 RustとWebAssemblyによるゲーム開発 ―安全・高速・プラットフォーム非依存のWebアプリ開発入門 という本を読んでます。
仕事では基本的に Go か TypeScript が中心なんですが、以前から「Rustがいけてるらしい」という話を耳にしていて、Rust が気になってました。
TheBook は一通り読んで、マルチスレッドサーバーのハンズオンもやって、次何しようかということでこちらの本を読み始めたんですが、これがまぁ楽しい。
かわいいレッドハット坊やにこんな感じで動きを足していく感じです。
まだ 4 章なので、ジャンプとスライディングのみ。最終的にはエンドレスランナーになるとのこと。
これが Rust でかけるとは…
GC がないため runtime が小さくできる(というかほぼない)ので、 WASM との相性もいいんでしょうきっと。
ゲームエンジンの初歩も学べるので、そこも嬉しいポイントです。
Rust に関しては、めちゃめちゃ書き心地がいいですね。コンパイラの導きを感じてます。
一方で、巷でも言われているように斬新なコンセプトと型システムの表現力の高さはやはりかなり「難しい」言語に感じました。
なので、たとえば今だと十数人規模のプロジェクトでリードをやらせてもらってるわけですが、言語選択のフェーズまで戻ったとしても選択はしないだろうなきっと。(使いこなせる開発者を集めるのが厳しそう…)
もし次 IC としてどこかに入れてもらえるなら、できることなら Rust の開発チームに入りたいなと思いました。